こんにちは!ふるのーと(fullnote)です!(*^^*)
最近、デスクトップパソコンを物色しているのですが、レノボのThinkCentre M75 Gen2シリーズがコスパ良すぎて界隈が祭り状態です。
レノボのThinkCentre M75 Gen2シリーズとは?
ThinkCentre M75 Gen2シリーズはレノボが提供するデスクトップパソコンです。
公式サイトに書いたあるとおり、ビジネス向けモデルの位置づけとなっていますが、かなり安いのが特長です。
ビジネスに貢献する高い安全性と信頼性
https://www.lenovo.com/jp/ja/thinkcentre/
さまざまな形状やサイズのモデルが用意された ThinkCentreは、ユニークなデザインの頼りになる強力なマシンです。1 リットル・タイプの小型デスクトップや超小型のNano、従来のタワー型デスクトップやスモール・フォーム・ファクター (SFF) デスクトップ、さらには、表情豊かなオールインワン・タイプ (AIO) まで、すべてのモデルが、あらゆる環境でビジネスをサポートします。
Gen2というのはGeneration 2のことで、こちらは2022年2月時点で最新機種となります。
具体的に言うと、AMDのコスパ最強CPUの
- Ryzen 7 4750G
- Ryzen 5 4650G
をサポートするモデルとなります。
CPUの性能が高いのに値段が安いというおすすめのモデルです。
CPU | Passmarkスコア |
---|---|
Core i9 10900K | 24174 |
Ryzen 7 PRO 4750G | 21317 |
Core i7 10700K | 19683 |
Ryzen 7 4800H | 19088 |
Ryzen 5 PRO 4650G | 16645 |
Ryzen 7 4700U | 13820 |
Core i7 1185G7 | 11138 |
ThinkCentre M75 Gen2シリーズは、
- ThinkCentre M75q Tiny Gen2(Mシリーズ Tiny)
- M75s Small Gen2(Mシリーズ Small)
- M75t Mini-Tower Gen2(Mシリーズ Mini-Tower)
の3つのモデルが発売されています。
それぞれ75の後の文字でモデルを判別できるようになっています。
Smallのs、Towerのtはわかるんですが、qってなんでしょうね?Quarterかしら?
ThinkCentre M75q/M75s/M75tの違いをチェック!
M75q/M75s/M75tのどれを買うか迷いますよね。
そこでそれぞれの違いを見ていきたいと思います。
画像を見る限りはまずはサイズが違うことは間違いないのですがそれ以外もしっかり見ていきましょう。
一足先にM75sについては記事を書いたのでこちらもどうぞ⇒【5万円】パソコンならレノボThinkCentre M75s Gen2で決まり!310W電源も選べる!
価格
まずはじめに気になるのが価格ですよね。
カスタマイズ後の最小構成の価格をまとめてました。
Ryzen5 4650G(E) | Ryzen7 4750G(E) | ||
---|---|---|---|
M75q Tiny Gen2 | 47,850円 | 56,100円 | 8GB/256GB SSD※Ryzen5は4GB |
M75s Small Gen2 | 47,300円 | 51,260円 | 8GB/1TB HDD |
M75t Mini-Tower Gen2 | 50,600円 | 55,000円 | 8GB/1TB HDD |
V55t Mini-Tower(販売終了) | 38,500円 | 49,500円 | 8GB/128GB SSD |
価格は似たようなものですが、M75s Small Gen2が一番最小構成が安いですね。
追記⇒V55tが一番安くなりますね。特に4600Gが安くておすすめです。
M75q Tiny Gen2が少し高めになっていますが、これはディスクが256GBのNVMe SSDが最小構成のためですので、全て256GB NVMe SSDで揃えて比較すると逆に一番安いかもしれません。
ただ、このモデルは増設前提がおすすめで、SSDを増設するなら1TBくらいのものを別途購入して増設するほうがお得です。
仕様スペック比較
それぞれのスペックを並べてみると以下のようになります。
M75q Tiny Gen2 | M75s Small Gen2 | M75t Mini-Tower Gen2 | V55t Mini-Tower | |
---|---|---|---|---|
発売日 | 2020/10/30 | 2020/12/4 | 2020/12/9 | 2020/11/25 |
ユーザーガイド | 日本語 | 日本語 | 日本語 | 日本語 |
CPU | 4650GE/4750GE | 4650G/4750G | 4650G/4750G | 4600G/4700G |
チップセット | AMD B500 | AMD Pro 565 | AMD Pro 565 | |
メモリコントローラ | 3200MHz | 3200MHz | 3200MHz | 3200MHz |
PC4-25600 DDR4 | PC4-25600 DDR4 | PC4-25600 DDR4 | PC4-25600 DDR4 | |
SDRAM SODIMM | SDRAM UDIMM | SDRAM UDIMM | SDRAM UDIMM | |
メモリスロット数 | 2 | 4 | 4 | 2 |
メディアカードリーダー | 非対応 | 搭載可 | 搭載可 | 搭載可 |
DVDドライブ | 搭載可 | 搭載可 | 搭載可 | 搭載可 |
3.5型ドライブベイ | – | 1 | 1 | 1 |
2.5型ドライブベイ | 1 | 1 | 1 | 1 |
M.2 2280 | 1 | 1 | 1 | 1 |
M.2 2230 | 1 | 1 | 1 | 1 |
PCI Express 3.0 x16 | – | ハーフレングス ロープロファイル (奥行155.8mm以内) | フルハイト (奥行215mm以内) | フルハイト |
PCI Express 3.0 x1 | – | ハーフレングス ロープロファイル (奥行155.8mm以内) | フルハイト (奥行215mm以内) | フルハイト |
USB Type A(前面) | USB 3.1 Gen2 x 1 (内、Powered USBx1) | USB 3.1 Gen1 x 2 USB 3.1 Gen2 x 2 | USB 3.1 Gen1 x 2 USB 3.1 Gen2 x 2 | USB 3.1 Gen1 x 2 USB 2.0 x 2 |
USB Type C(前面) | USB 3.1 Gen1 x 1 (4.5W外部電源供給) | USB 3.1 Gen1 x 1 | USB 3.1 Gen1 x 1 | – |
USB Type A(背面) | USB 3.1 Gen1 x 2 USB2.0 x2 | USB2.0 x4 | USB2.0 x4 | USB2.0 x2 |
USB Type C(背面) | – | – | – | – |
Ethernet(RJ-45) | GbE | GbE | GbE | GbE |
VGA | 1 | – | – | 1 |
DisplayPort | 1 | 2 | 2 | – |
HDMI | 1 | 1 | 1 | 1 |
電源 | 65W(ACアダプタ) | 180W/260W/310W | 180W/260W/310W | 180W |
幅 | 36.5mm | 92.5mm | 145mm | 145mm |
奥行 | 182.9mm | 297.7mm | 281.5mm | 276mm |
高さ | 179mm | 339.5mm | 340mm | 360mm |
重量 | 1.32kg | 5.3kg | 5.9kg | 8.85kg |
納期 | 3ヶ月 | 3~4週間 | 3~4週間 | 1~2週間 |
M75s(Small)とM75t(Mini Tower)はサイズが違うくらいしか差がないように思いました。
M75sは搭載できるGPUがかなり限定されそう。
M75tは215mm以下が探せればそこそこのGPUが乗りそう。(なお電源容量…)
M75q(Tiny)は小さい分、拡張性が少なく、メモリスロットやディスクベイも少なく、USBポートも少なかったです。
ただし、USB-PDに対応しており、ドッキングステーションやディスプレイハブなどからの電源供給で動作可能そうですね。
M75q/M75s/M75tのCPU交換は出来る?
このシリーズは激安のため、CPUだけを抜き取り他の自作PCに使う人もいます。
しかし、ロックがかかっててCPUが他のマザーボードでは動作しないということがあるそうです。
CPUを流用するときは十分情報収集してからがよさそうですね。
4750G搭載PCの消費電力見積もり
項目 | 品名 | 消費電力 |
---|---|---|
CPU | AMD Ryzen 7 PRO 4750G | 65W |
Memory | 1.35V DDR4-3200 32GB | 10W |
NVMe SSD | 1TB | 5W |
M/B | AMD Pro 565 | 50W |
GPU | AMD Radeon RX6600 | 130W |
合計 | 260W |
ざっくり計算するとこんな感じですかね。
310Wの電源を利用するとなると130WのGPUは行けそう。
170WのRTX3060はどうなんだろう。。情報モトム。(^o^;)
M75tに搭載するグラボGPU候補
M75t Mini-Tower Gen2 に搭載出来る電源は310W、搭載できるGPUのサイズは215mm以下となっています。
ちなみに厚みは126mmのGPUを載せたけど干渉したという情報もあったので要注意です。(おそらくMSIのGTX 1660 SUPER AERO ITX)
電源を無視した候補は以下。
AMD Radeon | AMD Radeon | AMD Radeon | |
GPU | RX6600XT | RX6600 | RX6500XT |
メーカー | 玄人志向 | 玄人志向 | 玄人志向 |
型番 | RD-RX6600XT-E8GB/DF | RD-RX6600-E8GB/DF | RD-RX6500XT-E4GB/SF |
メモリ | GDDR6 8GB | GDDR6 8GB | GDDR6 4GB |
サイズ | 200 x 111 x 39mm | 200 x 111 x 39mm | 153×111×36mm |
消費電力 | 160W | 132W | 107W |
推奨電源 | 500W | 450W | 400W |
金額 | 65700円 | 56100円 | 29700円 |
NVIDIAのGPUは電力とか厚みとか色々厳しそうですね。。
NVIDIA Geforce | NVIDIA Geforce | NVIDIA Geforce | NVIDIA Geforce | NVIDIA Geforce | |
GPU | RTX 3060 Ti | RTX 3060 | RTX 3050 | GTX 1660 SUPER | GTX 1650 |
メーカー | MSI | MSI | MSI | MSI | 玄人志向 |
型番 | RTX 3060 Ti AERO ITX 8G OC LHR | RTX 3060 AERO ITX 12G OC | RTX 3050 AERO ITX 8G OC | GTX 1660 SUPER AERO ITX OC | GF-GTX1650D6-E4GB/DF3 |
メモリ | GDDR6 12GB | GDDR6 8GB | GDDR6 8GB | GDDR6 6GB | GDDR6 4GB |
サイズ | 172x125x43 mm | 172x125x43 mm | 172x125x43 mm | 179x127x42 mm | 181x97x33 mm |
消費電力 | 200W | 170W | 130W | 125W | 75W |
推奨電源 | 600W | 550W | 550W | 450W | 350W |
金額 | 92,950円 | 76,450円 | 62,700円 | 56,550円 | 27,500円 |
GPUのベンチマーク性能
GPUの性能はこんな感じです。
GPU | 3DMark(Fire Strike) |
---|---|
RX6600XT | 28342 |
RTX3060Ti | 28145 |
RX6600 | 23366 |
RTX3060 | 21613 |
GTX1660Ti | 15999 |
RTX3050 | 14811 |
RX5500XT | 14328 |
GTX1660 | 13708 |
GTX1650 | 9203 |
M75tにRX6600が使えれば結構良さそうですね。
一応、使えたというレビューをどこかで見たのですが、どこだか忘れてしまいました。。
結局どれを買ったら良いか
比較の結果、結局どれを買ったら良いのかですが、今の所の考えとしては、
- M75q Tiny Gen2
- 増設しない&小型がいいならこれ※ただし納期に注意
- M75s Small Gen2
- 4750Gでとにかく安いのがいいならこれ
- M75t Mini-Tower Gen2
- あとからGPU搭載するならこれ
ですね。
先に発売開始したM75qが大人気で納期が結構かかるみたいですね。
個人的には、納期も比較的早くて、RTX3050やRX6600のGPUが搭載できる可能性を秘めているM75t(310W)にします。
GeForce RTX 3050 StormX OCあたりは長さ170mmなので載りそうではありますがどうなんでしょうね。
みなさんはどのモデルに惹かれますか?
ぜひ色々検討してみてください!
それでは今日はこのへんで!ふるのーと(@fullnote)でした!(*^^*)
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