
こんにちは!ふるのーと(fullnote)です!(*^^*)
みなさん新NISAの準備は進んでいますか?
私はインデックス投資信託でS&P500とオルカン(全世界株式)どちらにしようか悩んだ末に、S&P500にしようかなと思っています。
ただ、S&P500でもいくつかあるんですよね。
そのなかでも人気のある以下2つで悩んでいます。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- SBI・V(バンガード)・S&P500
ここまで来るとどちらも大差ないですが、長い付き合いになるので、どうせならお得な方を選びたいですよね。
結論からいうとeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)にしようと思っています。
その理由を紹介したいと思います。
信託報酬:eMAXIS Slim vs SBIバンガードS&P500
S&P500でどの投資信託を選択するかの基準は「手数料コストが安い方」ということが鉄則ですね。
そこで信託報酬をチェックしてみましょう。
S&P500 | 信託報酬 |
---|---|
eMAXIS Slim 米国株式 | ◎0.09372% |
SBIバンガード | 0.0938% |
2023年9月時点では信託報酬についてはeMAXIS Slimのほうが安いです。
SBIバンガードS&P500が出てきたときは、eMAXIS Slimよりも投資信託が安く設定され、かなり注目されましたが、2023年にeMAXIS Slimを信託報酬を未引き下げ、再び最安に返り咲きました。
⇒業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施
実質コスト:eMAXIS Slim vs SBIバンガードS&P500
投資信託を比較するときに必ず指摘されるのが、「実質コストも比較しておこうね」ということです。
実質コストというのは、信託報酬以外のコストも含めたトータルの手数料のことですね。
実質コストは運用報告書で確認できます。
運用報告書は期間が決まっているので参考程度にみてください。
実質コストではSBIバンガードのほうが安くなっています。
S&P500 | 実質コスト | 期間 |
---|---|---|
eMAXIS Slim 米国株式 | 0.108% | 2022年4月26日~2023年4月25日 |
SBIバンガード | ◎0.104% | 2021年9月15日~2022年9月14日 |


SBI証券 投信マイレージ:eMAXIS Slim vs SBIバンガードS&P500
SBI証券には投資信託の保有量に応じてポイントがもらえる投信マイレージサービスがあります。
保有する投資信託ごとでにその付与率が違うのでこちらも確認しておく必要があります。⇒投信マイレージサービスポイント付与率一覧
投信マイレージポイントはeMAXIS Slimの勝利です。
S&P500 | 投信マイレージ |
---|---|
eMAXIS Slim 米国株式 | ◎0.0326% |
SBIバンガード | 0.022% |
楽天証券の投信マイレージは微妙
楽天証券も投信マイレージ的なポイント制度があるのですが、付与が一回限りなので、今後10年以上保有していくことを考えると正直微妙です。
基準残高 | 進呈ポイント |
---|---|
月末時点の残高が、はじめて10万円に到達した場合 | 10ポイント |
月末時点の残高が、はじめて30万円に到達した場合 | 30ポイント |
月末時点の残高が、はじめて50万円に到達した場合 | 50ポイント |
月末時点の残高が、はじめて100万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて200万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて300万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて400万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて500万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて1,000万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末時点の残高が、はじめて1,500万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末時点の残高が、はじめて2,000万円に到達した場合 | 500ポイント |
合計 | 2090ポイント |
楽天証券の場合は2000万円に達成するまでに全部で2090ポイント付与されて終わりです。
しかしSBI証券では、eMAXIS Slim 米国株式を2000万円分保有していると毎年6520円分のポイントがもらえます。
全然違いますね。
新NISAでどこの証券会社で積立をしていくか悩んでいる人は、まずはSBI証券で口座を積み立てることを考えると良いと思います。
リターン:eMAXIS Slim vs SBIバンガードS&P500
同じS&P500を指標にしているにも関わらず、eMAXIS SlimとSBIバンガードでは成績が異なります。
見るタイミングによって異なると思うのであくまで参考程度にみておくと良いと思います。
S&P500 | 騰落率1年 | 騰落率3年 |
---|---|---|
eMAXIS Slim 米国株式 | ◎+18.37% | ◎+88.83% |
SBIバンガード | +18.34% | +88.18% |
僅かではありますがリターンもeMAXIS Slim 米国株式のほうが良い結果となりました。
eMAXIS Slim 米国株式の圧勝でした。
フタを開けて見ればeMAXIS Slim 米国株式のほうがSBIバンガードS&P500よりも、完全に良い結果ででした。
SBI・Vシリーズの方が信託報酬は安かったですが、実質コストで比較するとeMAXIS Slimのほうが安く、更に投信マイレージもeMAXIS Slimのほうがたくさんもらえますからね。
eMAXIS Slim 米国株式 | SBIバンガード | |
---|---|---|
信託報酬 | 勝ち◎ | 負け |
実質コスト | 負け | 勝ち◎ |
投信マイレージ | 勝ち◎ | 負け |
リターン | 勝ち◎ | 負け |
この結果をうけて、新NISAはeMAXIS Slim 米国株式にしようかなと思います。
SBI・Vシリーズの逆襲はあるか?
今回はeMAXIS Slimのほうが良い結果となりましたが、今後SBI・Vシリーズが設定を変更してくる可能性は十分にあります。
新NISAを控える2023年10月~12月の間に何かしら攻勢を仕掛けてくる可能性がありますので注意深くみておきましょう。
ひとまず、今のところは「eMAXIS Slim 米国株式」の勝利ということで現段階は結論づけたいと思います。
みなさんの新NISA戦略もぜひ教えてください。
証券口座解説がまだの人は、無料で作れますので、両方つくっておくことをおすすめしますけどね。
それでは今日はこのへんで!ふるのーと(@fullnote)でした!(*^^*)
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