こんにちは!ふるのーと(@fullnote)です!(*^^*)
書いた絵に自動で色を塗ってくれる人工知能 「PaintsChainer」が凄かったので紹介します!
人工知能(AI)とは?
まず人工知能についてですが、簡単に言えば、コンピュータを使って人の知能と同じようなことをさせる、ということになります。
最近AIという言葉がちょっとした流行語になっていますよね。それのことです。
※ちなみにAIとはArtificial Intelligenceのことです。
人工知能は小説や漫画で結構出てきますし、コンピュータはなんでも出来ると言うようなイメージがあって、割りと出来ると思っている人が多いですが、人間の脳はまだまだ未知の部分が多く、コンピュータの処理能力もまだまだ足りず、人工知能実現までにはまだほど遠いです。
ただ、それでも、ここ最近、技術のブレイクスルーがあって少し人工知能の分野も一歩前進しました。
ディープラーニング(深層学習)とニューラルネットワーク、機械学習
その一つの原因がディープラーニングやニューラルネットワークでしょう。
実は昔からあったそうなのですが、2012年の物体認識の精度を競う国際コンテストで、トロント大学のチームが他チームに圧倒的な差をつけて優勝したところから、ここ数年で急激にブームになりました。
コンピュータに膨大なデータを事前に読み込ませて学習させて、それをもとにアウトプットを出していく機械学習が色々なところで研究されています。
人工知能について知りたいな~と思った人は東大の松尾先生「人工知能は人間を超えるか」という本を読んでみると思います。
書籍は1000円以上しますが、キンドルなら500円以下なのでもしよければ読んでみてください。(*^^*)
聴く本Audibleでも聞けますので、無料体験を利用して聴いてみるのもいいと思います。
※ちなみに全然関係ないんですが、人工知能は人間を超えるかの表紙の絵にあるのは多分「イヴの時間」というアニメだと思います。
人工知能のアニメだけあって松尾先生も見てたんですかね。
PaintsChainer
https://twitter.com/tai2an/status/827924654119530496
Chainer
PaintsChainerは、名前のとおり、ChainerというDeep Learning のフレームワークを利用しています。
Chainerは、PaintsChainerの開発者の所属する「Preferred Networks」により開発されたニューラルネットワークを実装するためフレームワークです。
なんとこのChainerは無料公開されており、誰でも使えます。
「我こそは!」と言う人は使ってみて下さい。
書籍も昔に比べてだいぶ増えてきましたね。
PaintsChainerの作成者は29歳の日本人
今回のPaintsChainerの作成者は、「Preferred Networks」という人工知能関連の会社の「米辻泰山」さんという日本人です。
御年、29歳!(当時)
若いのにすごいですね!本当に尊敬します!
アクセス数もすごい勢いで伸びてるみたいです。
https://twitter.com/tai2an/status/827732862619127808
優秀なのも納得の出身大学は東京大学大学院 工学系研究科精密工学専攻だそうです。
PaintsChainerの自動着色がすごい
前置きが長くなりましたが、PaintsChainerで出来ることは、書いた絵に自動で着色してくれるところです。
実際の例を見てもらうのが早いと思います←
#PaintsChainerで検索すると色々な例が出てきます。
https://twitter.com/uta_isaki/status/826083063998275585
https://twitter.com/kaaaraaage/status/826059625405440000
https://twitter.com/koumekeito/status/825383821969231872
こんながばがばなラフでも自動で塗ってくれるとか素敵 #paintschainer pic.twitter.com/tnF4DxFzBU
— しぃけぇ@Vケット3ーネオ渋谷-Error (@killmachine1014) January 27, 2017
フリーランスの商業絵描きさんもビックリのコメントです
https://twitter.com/wuhlnouveau/status/825262841468841984
細かな指示をしてあげると色合いの指定も出来るみたいです↓
左側のチョンチョンと、線が入っているのがそうなんですが、色合いを指定することが出来るみたいです。
話題の自動で着色してくれるやつ。細かくヒント置いてあげるとなかなか良い感じかも #PaintsChainer https://t.co/EtIzpoKFY7
— ありおと【4日目南ヌ-19b】 (@a_lioth) February 5, 2017
Pluginを作っちゃう強者も。。
https://twitter.com/parco_opaai/status/828032261551316992
実際にPaintsChainerを使ってみた!
なんだか面白そうなので実際に私も挑戦してみました!
絵は、みなさんお馴染みWindows付属のペインツ!
もとい、ペイントで、マウスを使って1分で書きました!
絵のクオリティは気にしないでください~~。。
PaintsChainerの使い方
まずはPaintsChainerのサイトに行きます。
http://paintschainer.preferred.tech/
次に画像をアップロードします。
ファイルを選択をクリックして、色塗りしたい画像を選択します。
すると画像がアップロードされて自動で着色されます。
すげえええええ!!!!!Σ(゚Д゚)
あ、PC画面はこんな感じです。
髪の毛は金髪がいいなと思ったらパレットで色を選択肢して、
髪の毛のところにチョンチョンと線を弾いて、
「Colorize」というボタンを押すと金髪になります。
すげえええええ!!!!!Σ(゚Д゚)
次世代の巨匠が書いたっていったら、騙される人居るんじゃないですかね?←いない
たまたま見つけたんですが↓の絵画は2億円するそうです。(構図一緒やん)
https://twitter.com/waterfor7/status/784410520312885248
手書きの絵も画像にすれば着色できる
手書きの絵も写メって着色できるんだもん。すごいよね。(´・ω・`)#paintschainerhttps://t.co/6h0HQcJoG5 pic.twitter.com/ioW4NskRkR
— ふるのーと (@fulnote) February 25, 2017
ちなみに「ペンでは絵はかけるけど、パソコンではかけない」って人でも使えます。
イラスト写メってその画像をPaintsChainerに投げ込めば色塗りしてくれます。
本当に凄いですよね。
まとめ
どうでしたか?すごくないですか?
技術の進歩は本当に早いですね。
非常に簡単に使えますので是非是非使ってみてください!(*^^*)
しかし、あまりに絵がひどかったのでちょっとペンタブが欲しくなりました。。。
真面目に書いたら少しはまともな絵がかけるはず。。。
イラストはこれからは自分で各時代に突入ですかね。
補足
アクセスが急増してサーバが不安定になることがあるそうです。
想像以上の速度でサーバーの負荷が上がってる。。。。
GPUのボトルネックが辛い。
いま試したら無負荷の時の何倍も応答に時間かかった。。。。— たいざん (@tai2an) January 27, 2017
今は大丈夫ですが、今後アクセスが急増したら、また影響あるかもしれません
サーバ処理力、サーバ速度が向上しました。 #paintschainer https://t.co/wUrtwqzhmf
— たいざん (@tai2an) February 1, 2017
ブラウザや画像によっては使えないこともあるみたいです。
試してみてServer Errorが出るときはリロードしたりしてみたりすると解決することもあるみたいです。
https://twitter.com/tai2an/status/828083426330677248
また、着色後の画像権利についても、今のところ自由に使っていいようです。
※今後変更になる可能性もあります。
https://twitter.com/tai2an/status/828082354128162816
追記:久しぶりに見たらサイトが良くなってた!
久しぶりに見たらサイトがバージョンアップされて更に使いやすくなっていました。
無償なのにすごい。。。
チュートリアルも出来たみたいのでこれを見るのが一番わかりやすそうです!
しかし本当にすごい世の中になってきましたね。
それでは今日はこの辺で! ふるのーと(@fullnote)でした!(*^^*)