ボイトレ教室の発表会
体験した事ある人はわかると思うのですが、ボイトレ教室に行くと定期的に発表会があります。
頻度は半年に3ヶ月に一回だったり、6ヶ月に一回だったり様々です。
今までの練習の成果を発表する場だったり、人前で演奏する経験値を高めるためだったりと、生徒さんにとっては良い場だと思います。
ただ、この発表会に出るためには参加費がかかります。
教室によってそれぞれだと思いますが大体1万円くらいだと思います。
1万円ですよ!1万円!
決して安くないですよね。
月々1万円~のレッスン料を払って、さらに発表会に出るためにお金がかかるわけです。
人によると思いますが、趣味でやるには、結構ハードルが高かったりしますよね。
自腹で通ってる学生なんか特に躊躇しちゃうと思います。
でも良い経験になるので参加したほうが良いですよね。
この「出来るだけ参加したい」という想いと「参加費たけぇ、金ない」って現実、これどうにかならないですかね。
チケット制になってチケット売ればお金戻ってくるよっていうところもあるけどそれもハードル高いですよね。
教室側もボランティアでやってるわけじゃないので、きちんとお金をもらうのもよくわかります。
希望者を全員参加可能だと、それこそ大きな教室だと大変なことになるのである程度線引するのも必要なのもわかります。
でもなんですかね。
このモヤモヤ感。
ギャラが貰える発表会?
ちなみにネットを見てたら少し傾向の違う教室もありました。
まずは以下読んでみてください。
WORLDグループはシンガーとライブハウスの関係性について次のように考えています。
ライブハウスにとってライブを見に来るお客様がお客様ではなく、アーティストやシンガーをお客にするようなノルマ制ライブは、アーティストの成長を促すものなのでしょうか。
そのノルマを達成するために家族や友人を呼び続ける時間は、本当に有益なものでしょうか。
WORLD VOICEグループではその事にずっと疑問を感じ、グループ内で議論を続けてきました。
イベント主催者、プロモーターは一切リスクを負わず、アーティスト側に全てのリスク負わせ仕組み。
ライブに出演する場合には、ノルマを払うことが当たり前になっているインディーズライブ制度。このノルマ制度のやり方では、シンガーはいつまでたっても利益を上げることが難しく、ライブに出演することさえ難しくなってしまい、ライブに出演したいシンガーは、ノルマを払い続けて出演するという現状が多く見られます。
WORLDグループでは、 純粋な気持ちでステージに上がり、演奏する事でギャランティをいただけるプロを育てていきたい。それができないならライブ活動の前に磨かなきゃいけない事がある。
そう信じています。
そしてそれを実現するため、WORLD VOICEが主催するギャラ制ライブ出演制度を作りました。
それが「VOCAL COLLECTION」です。収益より経費が多くなってしまった赤字分は、弊社が責任を持って負担いたします。
シンガーには自らの音楽を磨く事に集中していただき、さらにその中で人間自身の向上、ステージングの向上、プロとしての意識と責任感の向上、そしてライブ全体のクオリティの向上を目指していただきたいと考えております。
http://www.worldvoice.co.jp/vocal_collection.html
おお~。素晴らしい。
ステージも含めて教室側が責任をもって支援するということですね。
しかも逆にギャラまで発生してしまうなんてすごいですね。
この制度の欠点があるとすればステージに立てる人はごく僅かという点ですね。
出れない人は多分一度も出れないでしょう。
まあ、ここまで来ると趣味の人向けボイトレ教室とは思考が変わってきてますよね。
レッスン料も結構違います。
まとめるとこんな感じ?
出演者負担 | お客さん負担 | |
---|---|---|
希望すれば参加できる | 一万円くらい | 無料 |
希望すれば参加できる | 一万円くらい(チケット制) | 有料(1500円くらい) |
参加できる人はほんの一握り | 無し(ギャラ発生あり) | 有料(5000円くらい) |
まあ、どれが良いとは一概に言えませんが、、というかどれもしっくりこないという感じですかね。
うまいこと思いつきませんが、何かもっと大きな範囲で違う仕組みづくりが必要なんでしょうね。
生徒、教室、ライブハウス、レストラン、イベント運営側などなど色々な人達が上手く連携して相乗効果でハッピーになれるような何かないですかねぇ?(*´﹃`*)
なんだかまとまりませんが、明日もあるので寝ることにします。おやすみなさいませ(。-ω-)zzz. . .
コメント